結婚リングの豆知識
■結婚指輪(マリッジリング)の教科書
ここでは結婚指輪や、ジュエリーを購入する前に知っておいて頂きたいことを
ご紹介いたします。皆さんが就かれているお仕事でも、業界人しか知らないことって
多いですよね。そんな小耳情報です。
■結婚指輪の作り方各種
*鍛造(たんぞう) その1
鍛造で作り方は、日本刀を作るあのイメージに近いです。職人達が地金を熱して
ハンマーで叩いて、熱して曲げてといったかたちで作られます。地金素材が密集し、
強度が出て、強い結婚指輪になります。鍛造の弱点は、デザインに自由が
利かないところで、どんなものでも鍛造で作れるわけではないことです。
職人間ではあまり鍛造等といった呼び方はしないと思います。
手作りと言われる方が多いと思います。
*鍛造(たんぞう) その2
ドイツ等のメーカーでよく見かける鍛造。上記のその1とは違い、こちらは機械で
圧力等をかけ、金属の密度を濃くし強度のある製品を作り出します。
筒状のものを大きな機械で作り、それを輪切りにして作ったりします。
この機械での鍛造の弱点は、サイズ直しが出来ない製品が多いことと、
デザインの自由があまり無いことだと思います。また作り方は工業製品を
作る感じに近いと思います。
*鋳造(ちゅうぞう)
溶かした金属を型等に流し込んで作る方法です。関係者間ではキャスト等とも
呼ばれます。最近では鋳造での製造がほとんどで、鋳造であれば鍛造では作れない
そういったデザインも作れます。ただし金属を流し込んで作るために、金属の中に
巣(ス)と言われる空気泡(小さな空気穴)が出来ることも多いです。
また鋳造は量産品を作る方法としても用いられます。
*補足
鍛造は職人が1から作る関係で、コストも割高です。鋳造の場合でも、オーダー品等で
あれば、もちろん割高になります。鋳造品の量産品が一番コストも安く上げれます。
街中で売られている鋳造品の量産品(ブライダルリング)は、実はあんまり安くありません。
量販店の利益は大きいですし、製造コストなんて大して掛かっていません。安いし可愛いしと
思って買った場合でも、実は製造コストと照らしあわすと、非常に高い買いものだったりすること
が多いです。
*その他のこと
最近ではパソコン3DCAD(光造形システム)等の普及により、デザイナーも手書きでは
なく、パソコン上でデザインすることが多くなり、また機械類の技術の進化により
職人さん達が、1からすべてを作る機会も少なくなってきています。
■お店はこんなタイプがあります
ジュエリー店やブライダル店には、いくつかのタイプがあります。
ジュエリー店が販売カテゴリの1つとして、ブライダル品を扱うお店。(ブランド店等)
他にはお店のオーナーがデザイナーであるお店。有名デザイナーから自称デザイナー、
有名でなくても定評のあるデザイナーもいます。
他にも、オーナーが職人であるお店。職人さんに作りたいデザインをダイレクトに
伝えることが出来ます。他には、ダイヤや天然石の美しさに定評のあるお店。このタイプの
お店には鑑定士さん等が在中していることも多く、仕入れも海外独自ルートをもっていたりします。
激安なお店もあります。倒産品等を売りさばく店舗もあります。
利益を追求するお店。お店の見て目は綺麗で、パッと見イメージも良さそうですが
実は利益追求型の営業販売がメインで、クレームやトラブルが後を絶たないお店。
営業販売トークは、悪質リフォーム業者と酷似しています。
■結婚指輪の本当のところ
街中で売られている結婚指輪の99%程度は量産品です。
最近では海外有名ブランドでも、人件費の安いアジア国で作られていたりします。
自社工房の刻印のみ本国で入れられることも多いのが現状です。
■どんな結婚指輪を選べばいいの?
ひとこと で言わして頂ければ、ご自身が気に入ったもの を購入されるのが
1番かと思います。 あーだ!こーだ!と言っても、一般のお客さまには
わからないことだらけ。ましてや工房を持たないショップの販売員さんの
言ってることは僕らから見るとテキトーなことも多く、自分達のノルマを
上げることに必死ですしね。
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